ここ最近よく「sisiのスタッフ変わった?かわいい子が居るね」とか「若い子が増えたねー」なんて友人やお客さまに言われます。

そうです、うちのsisi女子チームの“Cantik度”(かわいい、と言う事。そもそもそういうのを気にしていたのか?)を一気に底上げしたのが
この2人
。あ、平均年齢もぐぐっと下げた!


※左がKadek(カデ)、右がAyu(アユ)

ちょうどこの写真を撮った時は2人とも19歳でした、が髪をまとめている方のayuは4月でハタチになる、とのこと。
ハタチになるのと同時にsisiに勤めて丸2年になるという彼女は「学校卒業まであと2ヶ月あります」という段階でsisiのスタッフ募集に応募して来ました。

ハキハキしている、でも控えめな印象、笑顔もかわいいので即決!しかし、今までsisiは新卒を取った事が無い。最近奥様チームが多かったsisi、若い子、ってどうなんだろう?と正直心配していました。もちろん皆では無いのだけれど印象としては若いと「労働」に対する想いが主婦よりも軽く、お仕事よりも自分の恋愛ごとおしゃれや遊びに夢中で暇さえあれば携帯電話をいじったり?なんて。
これこそ「おばちゃん」の思い込みだった!のはayuが来てから痛感している事です。(ちなみに彼女は日本語、日常会話出来ます)

「仕事がお休みの日はなにしてるの?」という質問に「家の掃除など家事をしています」と。
えー、若いのに他に無いの?ok、じゃ、趣味は?と聞くと「お供え作り」と。なんと!それも家事でしょー!
主婦の、いやダドン(バリ語のおばあちゃん)の域じゃないか〜。 彼氏は「まだです。優しい人であればそれで良いです」とあまり興味無さそうに答えるもうすぐハタチ。浮かれた所が全然無く、sisiの最長勤労年月を誇る(こちらもご紹介した)子持ちのコマンちゃんと冗談を言い合って「ヒヒヒヒ」と笑ってるayu。
「sisiで仕事をするのは楽しいです。いろんな外国人の方も来るし様々な経験が出来ます。尚美さんや悟さん(私と夫)も優しいし(もっと大きい声で言って〜)」と。
「覚えてますか?私が来たときまだ学生だったのに仕事したい、と言うと、じゃ、学校終ってからここにおいで、と尚美さんは採用してくれました。とっても嬉しかったし助かりました」と。 なにか早くお仕事をして収入を得なくてはならなかったのか、昨今なかなか大変な就職事情で人よりもとにかく早めにsisiでお仕事を決めたかったのか? どちらにせよ、甘えん坊のぼーっとした人が多めのここら辺りではやはり「しっかり」してる浮かれてない女子なのは確かです。

■Kadekちゃんはキリリ、とした眉が特徴の一番の新人さん

実はsisiから歩いて帰れる程のご近所(同じ村)から来ているスタッフ。バリでは規模にもよりますが地元の村から人を何割か雇わなくてはならない、という決まり事があり、私は実はこの決まり事が好きではありません。よく聞くトラブルに雇わなくてはらないからとったら全然仕事をせず、でも地元の人だから辞めさせるのもなかなか大変で…それが分かってるから余計にノンビリ。小心者の私としては地元から働きに来ている人が恐い!しかし、ごめんなさい、これも私の偏見でした!ぼーっとしてる人も若干数名居ますが、Kadekと裏で仕事してくれていた(家庭の事情で最近退職)カフェのスタッフは本当に頑張っている。

近所から来てる、ということもすっかり忘れて「家どこだっけ?あ、近所だったかー」なんて。
そんなつい最近まで高校生だったKadekちゃんはお休み「私も家事ですね。あ、でも夕方からお友達と近くの海に出かける事もあります」と。
ほっとするわー!え?彼氏?と聞くと「ははは、居ません本当に」と即答。 好きな食べ物は?とかわいい答えを期待して今度は聞いてみたら「バクソ(肉団子スープ)です。鶏肉のが好き♡」と。ははは それがまた良いのでしょう、よしよし。

sisiでお仕事の良い事は「先輩たちが皆やさしい。日本語の勉強が出来る!家も近いし家族も喜んでいます」だそうです。

今後のsisiを担って行くsisi第三世代、と勝手に命名しています。宜しくね、期待してるよ~~!!

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