sisiプンゴセカン店裏の工事状況(最終回)

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こんにちは、古谷です。バリ島ウブド近郊よりお送りしています。

この1ヶ月ですっかり乾季らしくなりました。今は長袖Tシャツにフリース着ています(夜の9時)。

さて、前回の工事状況日記もだいぶとご無沙汰していましたが、あれから更に2ヶ月以上が過ぎてしまいました。

ほぼ仕上げの状態になりつつ、あちこちを修正したり、イベントの会場として利用して頂いたり、植木を入れたり。

カフェは『Kafe Topi(カフェ・トピ)』という名前に決定しました。トピ、とは『帽子』の意味です。

インドネシア語ではcafeがkafeになるんですね。

キッチンの屋根が帽子みたいな形をしていて、カフェトピ、と口にした時に語呂も良いね、とこの名前に決定。

sisi図書室を抜けてすぐにあるテラス。こちらは椅子に座ってのんびりと。

カフェの飲食スペースにクッションが入りました。風抜けが良くてこの時期(6月)は肌寒いほどです。

雨季の雨が多い時期には、雨が中に吹き込まない様に、後ろと両サイドには竹製の『簾(すだれ)』を付けています。
バリでは欠かせない(?)生活道具の一つです。あるときは日よけになり、あるときは雨よけになり。
そしてまたあるときは野良犬の侵入を防いだり。などなど。

画像で見えるタイプのテーブルが4台並びます。

周りの環境を考えると、やはり竹で作って大正解でした。って竹以外に考えられませんでした。ははは。

植木を増やしたいね、と馴染みの植木屋さんで鉢入りの植物を買ってきました。これだけで景色がぐっと変わりました。

因みにテーブルがランダムに置かれていますが『椎茸(しいたけ)』を乾燥させている所です。

良い意味で『訳わからんカフェ』を目指しているのですが、こちらはその象徴とも言える場所。通称(自称)『レンボンガン席』

貝製のジャラジャラ(本当は何て言うのでしょうかね)やランプシェード、ジュクン(南国で良く見られる船)を利用して
作った椅子、そしてこのスペースにはかなりフィットしないテーブル。

海の無いウブドで海っぽさを出す。なんでわざわざウブドで海やねん!と突っ込まれてニヤリ、としたい、
かなり自己満足なテラスです、ええ。

やっぱりジュプンの木が欲しいね、と飲食スペースの脇に植えました。これからどんな風に育っていくのか楽しみです。
こちらはキッチンとレンボンガンテラスの間が少し寂しかったので3つのポットを置いてみました。もう少し増やしても良いかなと思う今日この頃です。
椎茸とカカオ豆を天日干し
大きな冷蔵庫など厨房機器、そして人が入り、いよいよカフェの始動です。

画像右奥に見える冷蔵庫、トラックで運んできたスタッフが『こんな所に入れるの無理!』というのを
『いやいや、大丈夫だから!』と日本で家具屋の息子として数々の現場で大きな家具を搬入していた頃を
思い出しつつ、総勢5人でロープ使って運び込みました。

沢山の植物に囲まれた様な場所にしたくて、テラスの脇はこの様に。バンブー席との目隠し代わりにも。
バンブー席と隣の土地の境界線。前は有刺鉄線が張られ、寂しい感じでしたが、この様に。もっとポットで植木を置く予定です。
小さなバンブーで隣の土地との目隠しに。
お気に入りの植木を移動して場所を固定。ポットの周りにも植物を。これは植木屋さんのアイデア。
生島の希望でレンボンガンテラスの周りも植物で覆うように、と。
ジュプンの周りもこの様に。ついでに水場も設けて水やりがしやすいように。
レンボンガン席の裏。大体のイメージを植木屋さんに伝えて、あとはお任せしたらこの様に。

こんな植物で、と画像は見て貰っていたのと、ウブドにあるホテル数軒の植木の管理を任されている方なので、
安心して任せる事が出来ます。この周辺の側溝に被せる黒い蓋は、家の門や車庫を作る職人さんに頼んで制作しました。

単身ネパール出張へ行ってきた生島が持ち帰ったネパール土産の『タルチョ』。経文が書かれていて、風にたなびく度に読経したのと同じ事になるらしいです。が、何故ウブドのkafe topiに?
これまたネパールで買ってきた生地の両サイドにリネンを合わせてバンブー飲食スペースの真ん中に掛けました。

 

さて、いつオープンするのか?と思われていますKafe Topi、すでにでゆるりとオープンしておりまして、
ご飯ものでしたら『納豆チャーハン』『チキンオムライス』、ペペロンチーノをバリ風にアレンジした
『サンバル・マタ・パスタ』、揚げ豆腐サンド(蒸し鶏とサルサソース、または照り焼きテンペの2種ございます)、
など。これからもっと増える予定です。

こちらではwarung sopaのサンデーオーガニックマーケットで人気の自家製味噌や塩麹なども
常時販売しています。

ブドゥグルのオーガニック野菜も今後は販売予定です。

ベジタリアン向けのメニューもございますが、基本的にノンベジタリアンのメニュー構成ですので、
毎日、生島とSさんが新メニューについてワイワイと楽しく考案中です。

試食期間を過ぎ、決定したスイーツメニュー。東京でD&Dの起ち上げに関わったSさんが監修したマフィンやスコーンなどなど。
クロボカンの家具屋さんで私が個人的に気に入って購入した棚。スイーツの陳列棚に!と略奪されました(嘘)。

クッキーは乳製品不使用のものから、バタークッキーまで、お茶うけにオススメですよ。

Kafe Topiロゴ入りのポットとカップ。デザインはウブドで出会ったジャカルタのデザイナー、SUN君。
最近、sisiの新作イメージ撮影はもっぱらこちらのスペースを利用しています。

残るは裏の『コンポスト・トイレ』の仕上げのみとなりました。

こちらはあらためて次回のブログでご案内させて下さい。色々と試行錯誤がありましたが、形になりました。

最後に今までの工事状況ブログのご案内です。何にも無かった(草ボーボーの状態)から今に至るまでが
時系列でご覧頂けます。

■今までの工事状況はこちらを御覧ください
その1:http://sisibag.com/blog/?p=2549

その2:http://sisibag.com/blog/?p=2633

その3:http://sisibag.com/blog/?p=2823

その4:http://sisibag.com/blog/?p=2832

その5:http://sisibag.com/blog/?p=2897

その6:http://sisibag.com/blog/?p=2961

その7:http://sisibag.com/blog/?p=2997

その8:http://sisibag.com/blog/?p=3051

その9:http://sisibag.com/blog/?p=3081

その10:http://sisibag.com/blog/?p=3282

その11:http://sisibag.com/blog/?p=3341

その12:http://sisibag.com/blog/?p=3397

その13:http://sisibag.com/blog/?p=3457

最後まで読んで頂きましてありがとうございます!コメントなど頂けましたら嬉しいです。

sisi 古谷 悟