sisiプンゴセカン店裏の工事状況

こんにちは、古谷です。1週間前に奈良よりバリに戻りました。その気温差30度。私は相変わらず元気です。

私が日本で展示会をしている間も、着々とsisi店裏の工事は進んでおりました。

■今までの工事状況はこちらを御覧ください
その1:http://sisibag.com/blog/?p=2549

その2:http://sisibag.com/blog/?p=2633

その3:http://sisibag.com/blog/?p=2823

その4:http://sisibag.com/blog/?p=2832

その5:http://sisibag.com/blog/?p=2897

その6:http://sisibag.com/blog/?p=2961

その7:http://sisibag.com/blog/?p=2997

その8:http://sisibag.com/blog/?p=3051

その9:http://sisibag.com/blog/?p=3081

厨房の壁部分。ブロックを積み上げます。
飲食スペースからワークショップスペース、そして厨房へ行く為の道を作ります。大雨が降ってもちゃんと水が流れるように排水経路も考えなければいけません。

ワークショップ兼、日本語補習校プレイグループの部屋隅にある荷物置場、目隠しの『のれん』を付けました。sisiのバッグに使われた余り布をパッチワークにしています。
2階への階段も仕上げ塗装が始まりました。
階段下部分、防腐剤を塗布した後、セメントを流します。
こちらの階段下も同様に。今まで足元がドロドロだったのも、これでいくらかマシになりそうです。
厨房部分、床のタイル貼りも終わり、壁も付きました。今まで店裏部分だった壁は低かったので屋根を高くしています(黒っぽい部分です)。屋根が低く、店奥の部屋は、PCがある部屋で、天井が低かったのですが、今は部屋も広く見えるほど天井が高くなりました。厨房の床、画像右下でお分かりの通り、角を取って丸くしています。それに合わせて梁と屋根も丸くしています。
放射状に広がる竹の接合部分が美しいです。作業に使う『足場』も竹製。
カメラ片手にウロウロしていると、『おーい、竹の釘取ってくれ~!』と呼ばれました。はいはい~っ!と下から投げて渡します。ここでの足場も、もちろん竹で。
少し離れた場所からの撮影。奥に見える建物は飲食スペースです。
コンポストトイレ。私がいない間にここまで出来上がっていました。ちょうど屋根を葺いている所です。
年配の職人さんが、屋根材のアランアランを丁寧に作っていました。子どもの頃からこういう作業を見ているだけでジーンとシビれてしまいます。
アランアラン職人さんとコンポストトイレ
セメントを流して、上に小石を敷き詰めて雨で濡れても滑らないように。こちらではbatu sikat(バトゥシカット)と呼ばれます。
元キッズスペースだった部屋もガラスと扉が取り付き、壁の色も塗られていました。
家具を買ったお店で同時購入した棚板を、ここに取り付けました。本も早速陳列されています。
大人も子どもも座れるようにアンティークの木製椅子を用意しています。
厨房の屋根にアランアランを葺いていきます。
屋根下に準備されているアランアラン
竹の棒を使って、上にいる人達にアランアランを渡します。
アランアランの取り付けを中から見た所。
一面は既に葺き終わり、残った屋根の構造材との対比が綺麗だったので思わず撮影。
丸い部分のアランアランは、何箇所か付け根の部分をのこぎりで切れ目を入れて、少しずつ曲げながら取り付けていました。なるほどなぁ、と素人は感心してばかりです。
こちらはコンポストトイレの裏側。傾斜を付けてパイプを埋設します。尿などの水分はこのパイプを通って外へ出ます。

トイレの便座部分や、下に置くコンテナボックスがこちらバリではなかなか具合の良いものが見つからず、あちらこちら探し回っている最中です。

屋外用換気扇は日本から購入して送ってもらいました。早いとこ見つけて作業を進めたいです。

厨房も屋根を葺け終われば、後はカウンターや棚、電気や水道周りの作業でほぼ完成なので、こちらも職人さんに渡す図面、といっても簡単な絵ですが寸法考えなければいけません。

それさえ終われば、だいぶ形になるかと思います。植木なども考えなくては!