プンゴセカン店裏の工事状況

こんにちは、古谷です。バリ島ウブド近郊の自宅よりお送りしています。

■今までの工事状況はこちらを御覧ください
その1:http://sisibag.com/blog/?p=2549

その2:http://sisibag.com/blog/?p=2633

11月末に土台作りが終わり、すぐに床を貼るのかと思っていたのですが、
柱を竹で、屋根をアランアランという、日本の藁葺屋根みたいにする予定で、それが取り付けるまでは
床は貼れないですよ、と職人に言われ、あ、そりゃそうか、と竹の準備が終わるのをまつこと10日間。

竹家具屋のカデ君から『2~3日以内に終わって現場に取付行くよ』と連絡が入り、
今日、トラックで工事現場に沢山の竹材が運ばれました。

全員がプロの竹家具職人。どんどん組み立てられていきます。

柱と手すりがセットになって作られています。それらを土台に置きながら、他のパーツとつなげていきます。
大きな背中の親方。この人と出会って無ければ今の私はいません。
メインの柱が建つ部分にはあらかじめ基礎から鉄筋を出してもらっていました。ここに柱を差し込む事によって、万が一建物がずれる事を防ぎます。
竹と竹を繋ぐ箇所には、この様に柔らかめの木材を詰めて結合材とします。
こちらも竹の接合部、竹の大きさに合わせてのこぎりとナイフを使って綺麗に削ります。
メインの柱の中に、さらに竹の枠を取り付ける事によって、より強度を高めます。

親方の指示と、優秀な職人さんの連携でどんどん組み立てられていく建物。

近くで別の作業をしている、土台を作ってくれた職人さん達も『すごいねぇ!』と驚嘆していました。

私がとてもお世話になった方達がとても誇らしく思えて、嬉しくなって、あの人はソファをたった1日で、
しかも正確に綺麗に作るんですよ、とかあの方は、、、など話してしまいました。

お昼になったので、一旦自宅に戻り、この記事を書いていますが、今からまた現場に行ってきます。

数日間で屋根の取り付けまで終わるよ、と親方。私もできる限り一緒に現場で作業を手伝いたいです。(邪魔か?)