バリのおもしろいもの。

 先日行った『Tiara Dewata』(イオンモールの様な所。)には日本人が見てちょっと面白いものが色々ありました。

こちらのある程度余裕のあるおうちの子供のお誕生日などには日本の様にデコレーションケーキがお目見えします。そのサンプルなのでしょうか、極彩色のケーキが冷蔵庫に並んでいました。 明らかに体に悪そ~うな色目をしていますが、子供達にはたまらない!のかもしれません。そう言えば20年近く前にカナダで『すごい緑』のバースデーケーキを食べる機会があり、驚いたものでした。日本は結構昔からナチュラルな色目が多かった様に思います。 この写真でも奥の方にはブルーやグリーンのケーキが見えてますね。値段はこのホールで470円ぐらいから900円ぐらいです。観光地のベーカリーやレストランで頼むと数千円しますが、ここは地元のお店なのでこれぐらいのお値段です。

 旦那とのの果、そして一緒に行ってくれたN子さんの旦那さんのワハユが3人でプールで遊んでいる間に私たちイブイブ(結婚した奥さん、おばちゃんたち)はフードコートでおしゃべりしていました。何を飲むか悩んだ結果選んだのがこの『ES DAWET』(DEWETだったかな。)。なんでしょうね、中身は。恐らくグラメラ(椰子砂糖。赤い砂糖、の意味。砂糖自身も、そしてシロップの事もこう呼びます。)、なんだか涙型というのかな、流線型(?)の形のゼリーいっぱい!、それにサンタン(ココナッツミルク)の飲み物です。サンタンは甘いのと同時にちょっとしょっぱさもあり、これが中々いけるんです。ぐるぐると混ぜてグラメラの甘さを調節しながら太いストローでゼリーを探りながら飲む、という遊び心あり、の飲み物なんです。

 他にもアボガドジュース(はっきり言って喉の乾きを潤す類いのモノでは無く、おやつだと思います。グリーンのシェイクにチョコレートシロップ、という素敵なコンビです。)やパッションフルーツ・ジュースなどのちょと私たちからすると珍しい種類の南国の果物のジュース、なにから出来ているのか分からない色々な色のゼリーやどろっとしたものが入った怪しげなジュースなどなど、飲み物専門のお店がフードコートには入っていて、選ぶのに時間がかかってしまいます。 この『ES DAWET』は確か35円ぐらいだったでしょうか。

 この『Tiara Dewata』に来る理由のひとつに買って帰りたいものがあったのです。 それは『roti boy』。ロティ、と言うのはインドでもチャパティをこう呼んだり(無発酵の全粒粉のパン)スリランカでもパンの類いをそう言ったりするみたいですが(多分)、マレー語でも『パン』を意味します。インドネシア語もマレーシア語から派生したものなので同じく「ロティ」と言うとパン全般を指します。

 そんな『ロティボーイ』ってなんだろうか? 一言で言えば『モカ味メロンパン』です。 写真にも写ってますが本体の丸いパンの中にはほんのりしょっぱいバターがたっぷり入っていて、その表面に(上部分)サブレ生地と言うのでしょうか、メロンパンの上部分の様なものを絞り器で乗せ、焼き上げて行きます。 熱々のそれを頬張ると表面の香ばしいコーヒー風味のサブレとパン部分からじゅっと溢れるバターがなんとも言えず魅惑的な(そして悪魔的なカロリー!?)ハーモニーを醸し出すのです。

 「なにがすごいってこのお店、このパン1種類やからね」とN子さん。 もともとマレーシアから始まったお店らしく、今ではチェーン展開して、バリには4店舗程あるみたいです。 普通、これぐらいのサイズのパン、ローカルのお店だと20円ぐらいで売ってますが、ここのパンは観光地のベーカリーと同じぐらいの値段で売られています。ひとつ6500RPで、80円ぐらいするんです。 他の物価から考えると「え!」と言うぐらいです。日本の感覚から行くと500円~600円ぐらいかもしれません。 でも、地元の人の来る場所にありまして、スタッフに聞いてみると「多い日は2000個ぐらい、平均1500個は一日売れるわよ!」との事。 私もN子さんも思わず計算、、、「カバン屋がいよいよ駄目になったら『sisiボーイ』とか言ってパン屋になるかなぁ、なんて言って笑ってましたが、ちょっとしばらく計算はそのまま頭の中で続けててしまいました。

 以前、知人にお土産で買って来てもらって「美味しいなぁ」と思っていたこのロティ、お店で買えて大満足。買って帰って明日の朝に温め直して食べよう、と思っていたら「何買ってたの?なんだか良い匂いだねぇ」と嗅ぎ付けた旦那はその場で「美味しい、美味しい!」と完食。 ご飯食べたばっかりだったのに、のの果も「ソレ、ちょーだいねー!」と2口ぐらいちゃっかりおねだりしていました。 翌日温めても焼きたての様に美味しかったですよ!