バリ・ショー終了!

 バリ・ショーが無事に終了しました。

私の予想よりも沢山の方が本当に楽しんでいらっしゃった様に思います。 会場内ではバリでの知り合いやお友達と出会って「わ〜、お久しぶり!」なんていたる所で盛り上がっておられました。

 そう言う私も結構知り合いに久々に会えた2日間でした。(6年振り!とか2年振り、とか。) 前回の日記にも書きましたが「あ、sisiだ」と多くの人がお店の前で言って下さっていて、つくづくsisiはやっとここまで来る事が出来たのだなぁ、と感慨深く思いました

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sisiのブースはこんな感じ。

のの果も居たので、大袈裟にする事が出来ず(搬入搬出の時間を考えて。)、ほんとバッグを並べただけ!だったんですが。

 2000年にウブドの片隅に意識した訳ではありませんが「ひっそり」とお店を開け、地元ではsisiと言えば「バッグ」よりも「漫画の」と言われてたモノです。

 その頃「いつか、このマイナーな通りも「sisiのある通り」と言われる様になれば良いな」と夢の様に思っていました。開けた頃はあの通りを通るのは住んでる人や近くのゲストハウスに長期で泊まってる人ぐらい。 そしてたまに道に迷った観光客が「あの〜、モンキーフォレストはどこですか?」なんて困ってsisiにいらっしゃってました。

 そして3、4年後にあるワルン(食堂)で「あのsisiのある通り、分かる?」と日本人女性の方がお友達と話していらっしゃるのを聞いて、泣きそうになったものでした。

 今はUBUDと言えばsisi!とまでは当然行かないものの、何度もウブドに行っていらっしゃる女性の方は「あぁ、sisiね、聞いた事ある」とか「何度か行きましたよ」とか「友達が好きで」なんてちらほら言って下さる。 本当に嬉しいです。

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看板娘、短い眠りから覚める。 ブースの中にどーんと陣取ったのの果スペース。お客さん達が「わ、人形かと思った!」「赤ちゃん居るよっ!」と覗いてかまってくれました。

遊びに来てくれたお客様のベビー。すやすや気持ち良さそう♪

のの果は座ってそれをじ〜っと眺めていました。

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 昔の知り合いに会ったのもあり、sisiを開けたばかりの事を思い出しました。

知り合いも居なくて、お金も持ってなくて。ただバリが好きだ、住みたい、と言う思いだけでバリに渡った無謀な25歳の私(26だったかな。)。 お店を開けて、バリ人との距離も取りあぐねて「ストリートファイター」となっていたあの頃…。殺し屋を雇えないものか、と冗談半分で(と、言う事は本気半分)よく考えていたな。

 そんな私が今となってはバリ人達に「orang lucu(面白い人)」なんて言われて、「怒ったりするの?」とか言われているんだから凄いもんです。(未だにきっとN子さんはそんな話を聞くと笑ってしまってるはず。) どうにかなるもんなんですよね、本当に。

 あっと言う間の7年間。きっと気付けば10年ぐらいそのうち経っちゃうんでしょうねぇ。よーし、頑張って『漫画喫茶』再開するぞー! その時は皆さん、また遊びに来て下さいね。