バリでの仕事(ある1日)最終回

※前回の日記はこちらからどうぞ
http://sisibag.com/blog/?p=1067

話はデンパサールの珈琲屋さんで美味しいカプチーノを飲んでから。

その日メインの仕事、第2弾の布屋さんへ。

ここでは来年春にご紹介予定の、ある商品を作るための生地を探しに。

椅子に座って寝ているわけではありません(ちょうど目が閉じているので)、あれをあれだけ作るとなると、何メーターだから~~、と頭の中で計算している図、です。

チャイニーズ系インドネシア人のお母さんが切り盛りする生地屋さんで、
スタッフも皆(ではなかったか)忙しそうに狭い店内をあっちいったりこっちいったり。

布屋さんには次から次へとお客さんが布を買いに来ます。これ○メートル、あの色△メートル、と一気に注文、その場で生地を裁断してもらいます。

そうこうしていたら、時刻は午後1時前に!そりゃお腹が減るはずです。

まだまだ生地を裁断して持ち帰る準備に時間が掛かりそうだったので
お昼ご飯を食べに行くことに。

さっきコーヒー飲んだばかりだしなぁ、どうする?なんて言いながら
バイクで数分の場所にある中華料理屋さん『MIE88』に決定!

何食べようかね、なんて言いながらお店に行ったらなんとまあお休み!!!

『うおぉ~~!もうお口は中華やぞぉ~~!!どうしてくれんね~~んっ!!』
と車やバイクでごった返す道をバイクに乗りながら叫ぶ日本人2人。

先の日記でも紹介した『クンバサリ市場』横の中華料理屋『HONGKONG』へ。

数年ぶりに入った店内。奥のドアの向こうにはお相撲さんが四股を踏んでいる大きな絵が飾られていました。

エアコンが効いた店内。
ゆっくりご飯を食べる時間もないので、『ナシチャプチャイ(五目丼)』を
かきこんで、すぐにまた暑い外へ。

表で客待ちをしている土産売りのおじさんおばさんも暑さで営業に熱が入らない模様。

先ほどの布屋さんに行くと、注文した生地がちゃんと紐にくくられていました。

この生地をバイクに積んで職人さん宅まで持って行きます。

結構な重さですが、2人乗りしている間に置いてもらうと結構安定します。
そのままゆっくり職人さん宅まで。

おお~お疲れ様~と生地を受け取って、暑かったでしょう、さあさあ中に入って!
と職人ニョマンさん夫婦にうながされるまま家の中へ。

仕入れた生地を持ち帰り、職人さんとあらためて打ち合わせします。

画像左上に、ニョマンさんの奥さんが帰りのお土産に、と
美味しいバリのお菓子を用意してくれています。(手にしているビニール袋、見えますか?)

ここでまたしばらく新たなオーダーや、
今まで仕上がったオーダー状況を聞いて、さらに細かいオーダーの調整をします。

10年一緒に仕事をしている間柄なので、どんどんオーダー状況が変わっても
ニョマンさんははいはいと進めていきます。横で聞いている私は右から左へ~~。

打ち合わせが終わったら、今現在仕上がっている商品をバイクに積んでウブドまで帰ります。

車だったら荷物がどんなに多くても問題ありませんが、デンパサールの生地屋さんが
ある通りは駐車するのが一苦労なので、小回りのきくバイクの方が断然動きやすいのです。

こうしてバイクで動き回ると、車のありがたみがよぉ~~く分かるのでした。

帰りに事務所へ寄り、仕上がったバッグを預け、自宅へ。この時点で夕方4時。

今日も1日終わった~、となるのはまだ早く、シャワー浴びてから今度は違う職人さんの家まで行って(今度は子ども連れ)打ち合わせをするのでした。

3回に分けて書いたバリでの仕事。毎日デンパサールに通う事はなく、
1週間に2~3回ですが、帰国前はオーダーをがっちりしていくので
割とこの日記に書いた様なパターンが多いです。

日焼け止めはしっかり塗らないと、後で腕や首筋がえらいことに!!

これが私たちの『バリでの仕事(とある1日)』でした!