バリでの仕事(ある1日)つづき

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※前回の日記はこちらからどうぞ
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そして話はデンパサールの市場から。

観光で行かれた事のある方も多いと思います『クンバサリ市場』。それはそれは沢山の雑貨屋さんがあります。

子どもが使う『木製スプーン』が少なくなってきたので(かじったりするので消耗が早いんですね)
購入することに。

こちらは木のスプーンや食器を売っているお店です。

木のスプーン
小さな子どもにはこの木のスプーンがちょうど具合良いのです。水に長いこと漬けるとふにゃふにゃになります。どこかで見た事あるな、と思ったら木彫り職人さんが彫る為の木を見ずに漬けていたのを思い出しました。


小さくて可愛いティースプーンもあるので、お土産やプレゼントにも良く使っています。

いくらかまけてくれる?とお店のお兄ちゃんに聞いたら『ダメ』と即答。
その即答の『間』が完璧なタイミングだったので、思わず笑ってしまいました。

市場を出るまでにこんなものを発見!

シルバーの蟹
一体誰がお土産に買うね~ん!とひとり突っ込み。そのうちだれかの家の玄関先とかに飾られる日がくるのでしょうか。

この時点で時刻はお昼12時を過ぎ、だいぶと暑くなって来ました。

次の布屋さんまでバイクで移動して、そこから少し歩いて『kupu kupu dunia』へ。

ここはバリに工場を持つコーヒー屋さんで、蝶々印の珈琲がよくスーパーでも売られています。
ご存じの方も多いのでは?

デンパサールのこのお店、コーヒー豆はもちろん、その場で豆を挽いて販売もしてくれます。

そしてその場で珈琲を飲むことも出来るのです。といっても4人ほどしか座るスペースないのですが。

この狭さが何とも言えず『ホッと』するのです。

珈琲屋さん
仕事の途中で一休み。このお店は布屋さん街のすぐそばなので、私たちにとってはオアシスの様な場所です。ここで美味しい珈琲飲んで、よっしゃもう一仕事!!となります。

隣のテーブルにはバリ人のおじさんがニコニコしながら色々と話しかけてきます。
お茶飲みながら世間話したりと、それがまた楽しみでもああるのです。

いつもカプチーノを注文します。一緒に出してくれる『selamat』ってクッキーが妙に珈琲と合うのです。

いつもカプチーノを作ってくれるスタッフのおじさん
いつもカプチーノを作ってくれるスタッフのおじさん。『このお菓子美味しいですよねぇ』なんておしゃべりしながらカメラを向けると恥ずかしそうに照れ笑い。珈琲好きで、豆の話になるといつも夢中で話してくれます、こういう時間がたまらなく好きです!!

隣のテーブルでは私たち日本人を興味津々に色々と話しかけてくるおじさんが。

おじさんはこのお店の人?と聞くと、いやいや私はデンパサールの役人だよ、と言うので、
え~本当に!?と言ったら胸ポケットから職員カードが。そうか、今日は土曜日だから休みなのね。

それにしてもおじさん、我がお店の如く説明してくれたりと、まるで毎日ここでくつろいでいる様な風格。

と、突然通りに駐車しているベモ(乗り合いタクシー)に大声で何やら話しかけるおじさん。

話しかけられたおばちゃんは大声で笑っている。

何話したの?と聞いたら『おばさん!ゆっくりゆっくり乗らないと!大きい体が車から落ちるぞ!』

とからかっていたのだそうで。おばさんは『うるさい!がっはっは!』とこれまた大笑いしていましたが。

こういう風景、バリではあちこちで見られます。通りではあちこちでみんな冗談やグチを言ったりしながらも
皆ニコニコしています。

ベモとおじさん
ベモとおじさん。外に行くから何かまた話にいくのかと思いきや、自慢の『指輪の石』を日の光に当てて満足げに見ていました。
珈琲の粉を売っている場所
写真で見えるシルバーの箱の中に珈琲の粉が入っています。それぞれグレードがあり、高くなるほど香りも良いです。安いのは色んなものが混ざっているんだよ、と言ってました。
スカルノ時計
初代大統領のスカルノさん時計。
みかん売りのおばちゃん
みかん売りのおばちゃんが気持ちよさそうに昼寝しています。暑いですもんね。

お茶休みも終わり、まだまだこれから仕事は続きます!(この日記もまだまだ続きます!)