date.9/10

またまたチャンディダサへ行って参りました。『sisiかべ新聞』の特集の為?いえいえ、正確に言えばチャンディダサのちょっと手前の『トゥンガナン村』へ行って来たのです。そう、日本でも近年人気のATAという素材のカバンを仕入れに。ま、その話はともかく、、、。 よくチャンディダサへ行く時などに寄るのがゴアラワかクサンバのワルン(食堂)。 黙っていても座るとだいたい魚のサテ(つみれになっているのが殆どで、そこにスパイスやらなんやらが入っている)、イカン・ぺぺス(魚の身にスパイスをつけてバナナの葉に包んで蒸し焼きにしている)、魚のスープとごはんが付いて来る。これはギャニャールにあるパンタイ・ルビ(ルビ海岸)でもお目見えしますが。 特徴は辛い!これが辛い!辛いのがイマイチあかん私は「食べるで」と決意をしてから食べます。 つい数日前もマグロを買う時にここでこの『魚定食』を食べたのですが(どっちがついで?)今回は前に帰る時にちらっと見てハートを掴まれた『イカンバカール』も頼みました。バリ好きな方は御存じかと思いますが、『バカール』と言うのは焼くと言う事。そう、『焼き魚』です。それも、いいのがベタな焼き方なのです。太めの棒でぐさーっと口からシッポにかけて突き刺されてそのまま焼いている。 ど〜〜〜んと出て来たそれは食べてみると青みの魚と言いましょうか、(魚には詳しく無いのでなんですが)鯖みたいなのです。20センチ以上ある結構な大きさのものをぺロッと食べてしまいました。それも生サンバルが(辛そう、絶対食べられない)付いて来たのに何も付けずに食べました。「これが日本風やで〜」とか言いながら。海味がすでについていて、うちは昔食堂をしていたのですが、その時からいつも『塩さば』とか『さんま』とかでご飯を食べるのが大好きだった私は(下町感炸裂してますなぁ)、泣きそうになりながらこの魚を貪ってしまいました。 で、お会計で2人分でエス・ジュルッ(みかんジュース)もつけて15.000Rp(200円ぐらい)と言われ、「へぇーーー?」って。 そんなもんなんですが、最近ウブド以外のワルンで食べる事も無かったし、魚丸ごと食べてそうなん?更にサテもスープもイカンぺぺスも、、、。本当におそるべしです、ここって。

date.9/13

お店に最近ちょこちょこ顔を出すようにしております。しておりますと言うか結構今は『嵐の前の静けさ』と言いますか、ちょっと暇な時期なのです。お客さんとも話が出来てなかなか充実しております。新しいお客さんに色々聞くのも楽しいし、何度も来て下さっている方々と「どうよ?」ってな具合に話すのも楽しい。
 ところで、アメリカのテロ事件、、、。『世も末』と言う感じ。怒りをそのまま武力で現わすとは子供の限度を知らない喧嘩のようなもので、更にあの行動には色々なもくろみがあって、、、とにかく突然の信じられない様な常識では考えられない卑劣なテロ行為によって家族や恋人、友人知人を失った人が何人居て、どんな思いをしているのか、、、。 報復よりも彼らのケアを考えて欲しいところですが、今日観た『評決の時』。ジョン・グリシャム(?)原作の法廷もの。 10歳の幼い黒人の女の子が暴行を受けて瀕死の状態になる。暴行をしたのは近所でも有名なワルの白人2人。すぐに捕まるのだけれども、それをその女の子(tonya)の父親が射殺してしまう。 そのお父さん(サミュエルLジャクソン)を若い弁護士が無実へと導く、と言う映画なのですね。 ミシシッピーの話でKKK(クークラックスクラン)とかも出て来てえらい事になるんです。力でねじふせよう、と。「黒人の味方をする白人を殺せ!」ぐらいの勢いで。 最終的にこのお父さんは無罪になるのだけれども、やはり理由としては「幼い娘にこんな事をされたら、あなたはどうですか?」と訴える訳です。私の心理としてもやはり報復するでしょうって。ちなみにTONYAは乱暴された上にロープで両手両足をくくられて木にぶら下げられる。骨も折れて、、、。沢山血が出て、、、そして橋の上から捨てられるのです。(助かるのですが) う〜〜〜、そうなるとアメリカで殺された人達の周りの人々の気持ちは? しかし、その数と同じだけの人を殺す事によって解決するのか? 私はバリにいる為に(テレビも持って無いし)いまいちとんちんかんな事を言うてしまっているかもしれませんが、アメリカは、日本は、そして世界はどのようにこの事件を消化するのか、と考えております。

date.9/16

今日は大学時代の友人のJ平さんの妹さんとそのお友達が3日間のバリ滞在を終えてお兄さんの居るバンコクに戻る日。 朝からウブドのスーパー『Delta Dewata』で買い物をしてからsisiにても沢山仕入れがてらカバンを買って下さって(静岡でお店をされるそう、また詳細をお知らせしますね!)、共にジンバランへ。 今日は本来ならばお店番の私。急遽日本語の上手なレギュラーメンバーのカウィに代わってもらいました。 ジンバランでシーフードを食べてから得意のマタハリデパートでちょっと御買い物してから空港へ。お昼間のお見送りはいいですね、淋しく無くて。 バンコクまで3時間だそうで、「ちょっとそこまで行ってこようか?」ってな感じですね。
 夜はご飯を食べ終わってから昨日借りてきたVCD(ビデオCD)3本のうちジムキャリーの『ACE VENTURE』とADAM SANDLEMの『WATER BOY』を観ました。ジムキャリーは元々苦手な役者だったはずなのですが、よくよく考えると彼の映画はよく観ている。『トルゥーマンショー』なんてかなり良かった。終わりがすんごい上手くて、後味すっきり。笑いももちろんテンコ盛りでちょっとジムキャリーのくどさが苦手な人も結構いけるかも? で、かなり気に入ったのはもう一つの方の『WATER BOY』。アメフトのプレーヤー達に水を提供する仕事をしてるかなりどん臭いドモリがちなマザコンの彼。皆に笑い者にされているのだけれども、ある時スーパープレーをしてみせて皆の度胆を抜く。そして、ダメチームを勝利へ導く訳ですね。ま、ありがちな話なんですが、その本筋以外の所が凝ってて面白い。この、息子以上に愛情をそそぐママ役がキャシー・ベイツ(『ミザリー』、『フライド・グリーン・トマト』などに出てる、でっぷりしたおばちゃん)で、動物好き?家でロバを買っているは、毎日可愛い息子の為に、カエルや蛇、ワニやトナカイ?までを料理する。 更に回想シーンが沢山出て来るのですが、それが最高に面白い。31歳になる主人公は10代の頃からずっとwater boyだし、とにかく今回一番笑ったのが、アメフトのコーチの回想シーン。20年前かなんかの設定なのに、役者が同じで、ただアフロヘア−なんですよ、もう最高。これだけ見る価値があるぐらい。いやーーー、日本語字幕でもう一回観たいもんです。それにしても主演のADAM SANDLEMって『メリーに首ったけ』や『僕達のアナバナナ』、『Meet the Parents』のあの人?似てるけど、かなり印象が違う。最近すんごい有名な人なのに名前を知らないと言う、かなりのもぐり映画好きの私を皆様お許し下さいませ。また、ちゃうでーとの御意見もお待ちしておりまっす。

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