date9/5

前回の日記の前振りから一気にやって参りました。 これが休暇ってもんやでぇ〜〜〜っ、とベタな関西弁で心の中で叫んでしまう私。(ちょっと声にも出していたりして) 私のへなちょこバケーション(と言うても1日だけ)がここチャンディ・ダサで繰り広げられております。そう、私は『チャンディ・ダサ好き』として名をはせている1人である。私の中では月イチぐらいの確率でここに出没していて『マニア』まではもちろん行かないまでもちょっとおらんちゃう?と自負しておるのです。その割には知っている所はかなり限られておるのですが。。。 何度も『sisiかべ新聞』にも登場しております『puri pandan』に今宵もステイ。幾つか試してもっぱら最近はここ。チャンディ・ダサって暑いのに、何故か温水のある所を選んでいる。(ウブドの家ではお水なのに)それもこれも場所がいいのもあるのです。すぐ近くに大好きな(好きなだけです、許してね)ホテル『water garden』もあるし、『トッケ−・カフェ』も歩いていけるし、スーパーもすぐ前やし、ダイビングショップ(っていうの?)『Dive Lite』もあるし(しないんですが、、、詳しくは前の日記もしくは次の『sisiかべ新聞』で。後にも述べるかも?)朝食も美味しいですしね。ここの電気スタンドがぶっさいくな象の木彫りがくっついていて、それがいつも「また来たね」と私に言うのです。(北欧の漫画みたいな、、、分かります?)
 今朝は5時45分に起きてウブドの南の方(プリアタン)にあるスーパー『massa's』の前で私が一方的に「押している」友人の『のりピー』(友人って言うてもええかいのう?かなりの男前で普通には『のり』とか『のりさん』と呼ばれているのを私はあえてこう呼ばせてよ。一応女性です。一応?)と待ち合わせてベモにて1時間半から2時間ぐらいをかけてここチャンディ・ダサまで。(詳しい事は何度も言うてしまってますが、次回の『sisiかべ新聞』の特集『sisiとのりぴーのチャンディ・ダサへの道』で御報告いたします。)
 のりぴーは早速お仕事へ出掛けて行きました。「水中やったら体力使わへんからええねん」と訳の分かるような分からない様な事を言うて、年長の私に席を譲ってくれた憎い人です。
 まず、彼女のオフィスである上にも言いました『divelite』(ダイブライト)へ行ってカイというここの黒わんちゃんに会ってから(変わった顔をしている。バリ犬にしては珍しい感じ。好きな犬です)プリパンへ(『puri pandan』の通称らしい)当然のように予約をしなくても「はい、どうぞ」と案内してもらえた。「ナオミね」なんて言われて、「私も売れてるな」と1000円しないお宿でにやりとしてしまう。
早速ひとり遊びの得意な私はマンディ(水浴び)をこれまた御愛用の石鹸と共に(家から持ってきた。のりぴーにもお店で売っている『ハイビスカスペパーミント』をちょっとあげた)してから大詰めになってきている『剣客商売』シリーズを読む。チャンディ・ダサで熱帯で、トロピカルでバカンスで『ちゃんばら』を読むのである。大人やねぇ〜

 そうこうしているうちに早朝に起きた為すっかり寝てしまう。寝だしたのはきっと10時頃。気付けば12時半と言う恐ろしい事に。。。 いいのよ、バカンスだから。 そうそう、そうやで〜。ああ、ウブドではこうは行かない。結局仕事をしてしまう。本格的にお休みっていつぶり?え?毎日地元の小学生のように半分お休み?いえいえ、そういう事を言うてはなりません、はた目にはそう見えてもへなちょこコンピューターが私の頭の中では動いておるのです。(そういう事に、、、)
 おもむろに起きだして、赤い帽子をかぶって『water garden』へ。今度の10月に母とお友達のツアーがあるので、その為にお部屋を予約。(また来月来るで〜)その後、贅沢に併設するレストラン『Tj's』へ。なんとここでご飯を食べました。朝はギャニャールで買った1000ルピアのナシブンクス(お弁当の様なもんえすね)だったのにぃー。そう、たまの贅沢は心の栄養になるのよ。悩んだ結果『Tj's burger』を。笑ってしまう程にビーフハンバーグしか入っていない。しかし噛み締めると肉汁が、、、スパイスも良い具合に入ってて、バンズも美味しい。付け合わせのフレンチフライズも熱々だし、オリジナルかと思われるピクルスも良い感じ。(私も漬けるかな?)食後はtoko takoのN子さんオススメの『Orenge Cardamon cream』とカプチーノ。そう、御存じの方は御存じですが、私はコーヒーが基本的に飲めない。しかし、思わず頼んでしまったのもバカンスゆえ。私も大人になったもんやなぁ、とカプチーノの泡とその上にのっかっていたココアパウダーを味わいながら思う。そう、ええ年やもんなぁ。(もうすぐ28ちゃい)ところで、その『オレンジカルダモンクリーム』の味は、、、。これも長くなりそうだから『sisiかべ』にてお伝えしましょうか。。。とにかく感動もんです。このホテルって、レストランって。どこまで私を喜ばせる?私が一生考えられない理想ですね。いいわ、全く。
暑いので散歩は夕方に回してとにかく『プリパン』に戻ってまたまた本を貪り読む。シャワーを浴びてから
またまた食事。本読んでうとうとして、ちょっと散歩してまた食べてってう〜ん、怠惰。そして最高。
夜は『トッケ−・カフェ』。1人ではやはりちょっと夜の食事は淋しかったですが、やはりトッケーのスタッフのきびきびした働きぶりに「来て良かった」と感心。今宵の私のお供は『TSUTAYA』の映画本。「観たい映画が多すぎる〜」とうなりながら食べた『スパゲッティ・ペスカトーレ』。注文通りばっちりアルデンテで満足。(バリは悲しいかなやはり茹で過ぎる傾向にあるので「硬めに茹でてね」と言わねばならんのです。「スゥトゥンガー マタン ヤー」なんて言えばええのでしょうか?)ぶらぶらお部屋まで帰り再び本を読んだり持って来ていたVCDをちょっと観たりしてたら、う〜眠気が。。。こんなはずでは無かったのに。バーに飲みに行こうか、ぐらいの勢いだったのにぃ〜。のりピーもまだ来ていないのにぃ。うつらうつら。
そうしていると「なおみさ〜〜〜ん」と威勢の良い声で起こされました。やっとのりピーの登場。忘れかけておりましたが、『sisiかべ』の特集の事もある!ビールを「お疲れ〜」と飲みながら12時半頃まで関西人ねえちゃん2人の でかい声はチャンディダサに響いていたのでした。この内容も詳しくは次号の『かべ新聞』にて。

date.9/7

昨日チャンディダサから帰って来る時に通ったゴアラワ(コウモリの洞窟)近くでお土産にマグロを1キロ買いました。それを早速ayunさんの家で料理をしてもらいました。 N子さん(toko takoの)も一緒です。半分はタタキにしてサラダ風に。ひとつはパン粉にハーブやチーズを入れてつけ、揚げました。香ばしい香りが部屋中にして「う〜〜ん、レストランの匂いやぁ」と詩的でない言い方をしてしまう飢えた私。(私も料理をしましたよっ、『手伝った』、、、かな?)
お味の方は、、、美味しい!もちろんです。 マグロを買った所は田舎にしてはびっくりするぐらい立派な業務用の大きな冷凍庫があったので、新鮮さをばっちり保っておりました。(奇跡に近い?)
今度からチャンディダサからのお土産はこれに決まりだわ〜、と強く思いました。私も美味しいし、ねー。
食後までばっちり決めて頂いてベイクドバナナにバニラアイスクリームを添えて頂いて「甘いからイヤだ」と言われたのに「絶対いる!」と言ってかけてもらったキャラメル・ソース。
 更にDVDで『海の上のピアニスト』(ティムロス主演)を観ながら。 この映画は感想を聞いたうちの何人かが「寝てしまった」と言うておったもので、どんなもんかいなぁとちょっと敬遠しておったのですが、観せて頂く分には何でも観る私ですので。 更に私は結構ティムロス好きなんですよね。タランティーノ物には欠かせない人だし。(『four rooms』、『パルプフィクション』、『レザボアドックス』)そう言えば、グリなんとかッて言うのはイマイチだったけど、、、。
とにかくとにかく、、、良かった。 それも結構良かった。ちょっと出て来た女の子も可愛かった。ピアノもすごかったし、切ない、しかしドラマあり、笑いもあり。 詳しく内容を言うのは問題があるので、避けますが家族で観たりするといいかも。ちょっとモーツアルトの『アマデウス』を見直したくなりました。内容は全然違いますが。 こんな人生もあるのねぇ〜って。バリで思ってしまいましたわ。

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