date.9/30
先日いらした姉の同僚の方の浅見さんとsisiのお客さんのヒロさんと一緒にお得意のチャンディダサへ出掛けました。 いつもの通りのいつもの景色。カランガッサムはやっぱり大好き。 時間の関係上今日はトゥガナンから始めました。
ここは御存じの方も多いかと思いますが、『バリアガ』と呼ばれるバリの先住民の暮らす村です。 沖縄の琉球村のような感じ。 日本でも人気のアタという植物のツタを細かく編んで、天日で干し、それを燻してアメ色に仕上げるあのカバン達と『グリンシン』と言う縦糸も横糸も最初からモティーフが決まって染めていて、それに合わせて膨大な時間をかけて作るダブルイカットの数少ない原産地なのです。
それらを覗いて作っている現場なども覗いたりしている内に普通の民家の裏の方へ迷い?込んでしまった私達。そこで見付けた文字が『Di sini jual TUAK』。意味は「ここでトゥアック売っています」と言うもの。トゥアックと言うのはパーム椰子から作られたどぶろくのような発酵酒。「これは珍しいかも?」と思い、その民家へ入って行きました。 そこはアタのカバンなども作っている普通のお家。「こんにちわ、カバン?」と聞かれたのに「トゥアック作ってるの見たい」と言ったからおじさんもおばさんもびっくりしてしまったようで「どこで聞いて来た?」と逆に聞かれてしまいました。「いやいや、家の外に看板出とるがな」と突っ込みながら中へ。 灯油を入れておく様な入れ物からぶくぶくと白い泡が、、、。そう、それがトゥアック。生きているのです、発酵しているのです。 早速おじさんが漉しながら私達にその乳白色のとろっとした飲み物をふるまってくれました。 断る訳ももちろん無く、3人でぐ〜〜〜っと。 「買うか?」と聞かれたので、思わずアクア(ミネラルウォーター)の大きいボトル一本分買ってしまいました。3.000ルピアなり。思ったより安かったのでほっとしました。
そこで聞いた話が、、、これも有名なトゥンガナン出身の某男性の話。これはsisiにいらっしゃってくれたお客さんなどは御存じかと思いますが、うちの掲示板でも注意を促している要注意人物。 あまりにも悪名が高い彼、やはりここにも書きますね、ちょっとひどすぎる様なので。 もちろん例を揚げたらキリが無いから注意だけになりますが、とにかく彼はチャンディダサやトゥンガナンを中心にウブド、サヌール、クタなどにも出没します。マディやらエディやらを名乗っていまして、まず、でかい。ちょっとずんぐりむっくりとしていて、髪は天然のウェーブあり。かなり日本語は上手いです。ちょっと口元がだらしない感じの、あんまり爽やかとは言いにくい、、、。(かなり良い言い方してるな) で、言葉巧みに日本人、特に女性達に近付きます。この前私はチャンディダサで1人歩いていたら目ざとく見つけられて後ろから「こんにちわー、すいません、ソーザイってなんですか?布みたいなもんですか」といきなり話し掛けて来ました。ま、『素材』の事かな、とも思ったのだけど「おかず、ご飯と一緒に食べる。」と淡々と答えたら同じ事をもう一度聞いて来て、「お、か、ず」と念を押したら「こりゃダメだぁ」と思ったらしく「あ、分かりました。日本語勉強中なのでー」と早々と去って行きました。 全く相手にしないか、「えー、すごーい、日本語上手〜」とか答えない限り彼は去って行くようです。そう言う馴れ馴れしい気持ちの悪い日本語の妙に上手い人間が来たら御用心。同じ様な形態の良い人もいるかもしれませんが、その人達との出会いを捨ててまで、彼を警戒した方が良い程たちが悪いと聞いております。『監禁』までするようです。 つい最近は数百万円単位のサギをした様です。かなりどこでも有名な彼ですが、やはり日本から来たばかりの女の子はちょくちょく被害に合っているようです。sisiにて「この人と話した〜」とか言う人も実際多いのです。皆さん、本当に気を付けて。そして、実際彼が話し掛けて来たら「ははは、こいつやぁー」と指差して笑うぐらいの余裕を持っていて頂きたい。
話はずれていきましたが、「やつに気をつけろ!」とトゥアックのおばちゃんに強く言われた後はやはりアタの雑貨のお買い物。その後はチャンディダサの中心へ向かいました。すでに2時過ぎで、遅い昼食を『トッケ−カフェ』で取りました。昨日買ったサルサのCDをかけてもらいながら、楽しいランチ。 それからチャンディダサの町を探索。最終地点は我らが?『DIVELITE』。その前のプライベートビーチを見ながらボスのヒロさんとちょっとおしゃべり。潮風を充分に感じて「9日に母達を連れてまた来ます!」と約束して帰りました。
夜は一度家に帰ってからパヤンガン(ウブドから北へ7キロ程の町)のパサール前にあるベモのロータリーに夜出る屋台にご飯を食べに行きました。 浅見さんは何でも挑戦してくれはるので、私もとっても楽しい。早速お得意の『なまずの空揚げ』をN子さんと3人で食べました。そして、ここまで来たらもちろん生菓子がたっくさん売っている朝まで開いている有名なワルンに寄るのも忘れません。後で家でほうじ茶を飲みながら食べる訳です。 |