『BUMI SEHAT』バリのNPO助産院

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 何度かブログでもご紹介したウブド・ニュークニン村にあるNPO助産院『Bumi Sehat』。アメリカン人女性のIbu・Robin(イブ・ロビン)さんが主催するこの助産院では毎日たくさんの赤ちゃんが取り上げられています。(一晩で6人!なんて事も) 同時に週3度の検診、その検診以外にも体に異常のある人は妊婦さん以外でもよく運ばれて来たり、お薬をもらいに来たりしている、ウブド以外でも有名なそしてありがたい施設です。

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*この助産院の看板、そしてトレードマーク

 今度sisiで『Bumi Sehat』(ブミセハット)を応援する為にチャリティバッグを販売する予定で、購入して下さったお客様にバッグと一緒にお送りする為の『Bumi Sehat ステッカー』を購入に来ました。(古着とsisiから寄付金も持って。) そんな用事だったのに、その日はたまたま木曜日で週に3度の検診の日のうちの1日。 半強制的に「尚美も検診受けて行きなさい」となりました。

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*トレードマークがばっちり入ったステッカー。これをバッグと一緒にお送りします。

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*2人共昨晩産まれたばかりの赤ちゃんです。

 「いえいえ、そんな!たくさんの妊婦さんが今から来るんだからいいですよ~」なんて言ってたのにいつの間にやら問診票を出され、書き込み、そのまま診察台へ。 2人のバリ人の助産師さんとたまたまいらっしゃってしばらくお手伝いをしている、という日本人の助産師さんRさんに診て頂きました。 エコーは最近オーストラリアの団体から寄付されたそうなんですが、検診は数十人が一気に来るので普通の健康な妊婦さんには使う事は無いそうで、私もその時は基本は触診。 バリ人の助産師さんに結構強めの力でお腹をぐいぐいと押されながらの検診でした。

 しかし、それが中々素晴らしい体験だったんです。日本でも助産師さんに手でお腹をさぐって頂き診てもらってるんですが、エコーを見ながらなのでしっかり感じれてなかったのもあるんでしょうが、エコーが無い分助産師さんもそれだけで知ろうとしていらっしゃるのもありなんだか『絶妙』なんです。「うん、うん、いいわよ~」なんて言いながら胎児の様子を見て下さいました。

 前回ローカル病院でエコーで診てもらった時に帰り際に「この体操しててね」と言われたのが『逆子体操』だったんです。その時は「あ、はい」なんて終わってしまっていたので後で「あれ、もしかして逆子なの?でも、これぐらいの周期だとまだぐるっと回る筈」なんて思いながらもちょっと不安だったので聞いてみると「あぁ、ちゃんと頭が下で、正しい方向よ!」と。 Rさんも「この時期だったらまだ「逆子」なんて言えないんですけどね、でも単にこの体操してるといいですよと言う話だったかもしれませんね」と。

 心配性の私は「逆子だったら助産院で産めないんちゃうの」ぐらいまで考えていたので、かなりほっとしました。

力強い心音も聞かせてもらえて本当に素晴らしい検診でした!エコーって無くても大丈夫なんですね。

 と、話は私の「検診話」にずれてしまいましたが、sisiで行う『チャリティーバッグ』の販売。是非皆さんご協力下さい!多くの人がこの『バリ島』という地で素敵な時間を過ごされたと思います。 素敵な景色を観て、美味しいものを食べて、楽しい、そして素敵な人々に会って、忘れられない思い出を作られたと思います。 そして何度も通ってしまうバリ島。 一度しか行った事が無くても、一度も行った事が無くてもいつも何故か気になるこの『バリ島』。 そのバリから受け取った素晴らしい思いを今、お返ししませんか?

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*スタッフのEKAさんとどんなものが必要か、などとお話ししました。やっぱりお金があれば色々バリでも買えるので、「寄付金」かなぁ、と思います。

 『Bumi Sehat』では多くのボランティアの人が働き、そして皆さんの募金で薬を始めとする備品をまかなっています。 ここにやって来る妊婦さんの多くは経済的に大変で、赤ちゃんが産まれても私たちの様に新しい産着を何枚も用意する事が出来ない事もあり、そのお母さんや赤ちゃんの為に古着のベビー服を渡したり、「誕生おめでとう!」の気持ちを込めて帽子をプレゼントしたりしています。(sisiも余り布を使って過去に400枚程の帽子を寄付しています。) その手助けにもなれば、と今回sisiとしてお手伝い出来る事を考えました。

 8月の末頃に販売開始する予定で、また時期のメドが立ちましたらこちらでご案内します。 チャリティの商品を買ったりする際に思う事があるんですが、3000円のTシャツで100円が寄付されます、とか1%が募金として、一部がチャリティとして、となっている事が多く、企業さんや大きなお店だと中々システム的に難しいのもあるのか、と思うのですが、もっとどかーん、と寄付してもらえたら良いのに、と。

 と、言う事でsisiとしましては「マイナス出たらそれはsisiからの『寄付』って事で」といういつもの(?)『どんぶり勘定』でバッグを販売するつもりです。

 例えば2500円のバッグをご購入頂きましたら2000円を募金します!ぐらいです。

sisiの過去に作ったバッグの少しずつ残っている可愛い生地達をパッチワークしたり再利用したりして作る予定なので、出来る事なんですが。

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*敷地内にまた作られるトレードマーク!下書されてました。

 と、言う事で(どういう事?)皆さん、宜しければ是非ご協力下さい!